導入事例

株式会社カゴシマバンズ 常務 川田 陽 様

生産者と消費地をダイレクトにつなぐ6次産業ビジネスに「凍眠」を!

株式会社カゴシマバンズは、鹿児島県内の地鶏生産者と、「塚田農場」をはじめとした多数ブランドの外食チェーンを全国展開する株式会社エー・ピーカンパニー、そして農林水産省が設立した「株式会社農林漁業成長産業化支援機構」の出資によって誕生した6次産業化事業体です。

同社は、現在は黒さつま鶏のみですが、黒豚をはじめとした鹿児島の様々な食材を高い付加価値をつけて全国へ発信していく為に、誕生しました。

 

現在の「凍眠」を使って「黒さつま鶏」450kg/日を冷凍しています。1日の凍眠の使用時間は5~6時間程度との事。

 

当初、グループ会社では緩慢冷凍を行っていたのですが、それでも美味しいと感じていました。しかし、地元の者として、捌きたてのチルドの美味しさを実現したいと、CAS技術の冷凍機など、様々な急速冷凍機を試していました。

しかし、凍眠で凍結したサンプルを試食したときに、その食感に驚きました。最初は冷凍でそんなに違いがあるのか半信半疑でしたが、こんなに違うものかと驚いたのです。

 

親会社でもあるAPカンパニーの「食のあるべき姿を追求するミッション」の考えで商品部や加工業者でも試食を行いました。

通常、緩慢冷凍だと食べたとき、スポンジから水が出るような印象に対し、凍眠ではさすがにチルドには少々劣る感じだが、限りなくチルドに近いと判断しました。

流通には、足の早い鶏肉の賞味期限の問題もあり、凍眠冷凍が一番適していると考えています。現在出荷先はグループ企業の塚田農場のみですが、今後は外販も考えていますし、

他と差をつけるため“アルコール凍結機で処理”とパンフレットにも掲載しています。

 

実際に使用して品質は、劇的に良くなりました。従来の商品も自信をもっていましたが、流水解凍でドリップが出て、味付けの時にさらにドリップが出ていたので、凍眠を導入したことが、感触・食感などの違いで、店舗の仕込みの人間はすぐにわかったようです。

 

また、機械の性能もすごいが、営業マン・技術者の対応の早さが凄い。会社は横浜であっても鹿児島まで来てくれる、商品作りの提案から機器のカスタマイズの相談にも応じてくれる、他のメーカーでは対応してくれないところまでフォローしてくれるのは有難い。

 

生産者と一緒に店舗で食事をしている時、隣で食事をされていたお客様が「とても美味しい鶏肉だ」との声を聞きとても嬉しかったです。

 

カゴシマバンズ様では今後、鹿児島の黒さつま鶏をメインに鹿児島の青果物、野菜、黒豚などを6次産業の一環として高い付加価値をつけ発信していく予定で、さらには、厳選した生産者に絞り、一頭買いした黒豚を、加工販売するなど、圧倒的商品力とブランドで出荷することも検討中だそうです。